琉球大学 研究統括基盤センター 極低温施設
ヘリウム受託液化 (学外の液体ヘリウムのリサイクル)

学外向け事業として、持ち込まれたヘリウムガスを液体ヘリウムにして返す受託液化をしています。
リサイクルするには、液体ヘリウムの蒸発したガスを回収していただく必要があります。
(回収の技術的サポートはできますが、回収サービスまではしていません。ガス回収の主体は受託液化の依頼者です)

現在、沖縄科学技術大学院大学(OIST)、沖縄県工業技術センター、沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターの3者とリサイクルに取り組んでいます。

NMR装置の液体ヘリウム充填中にヘリウムガスを回収している様子 (沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターにて)

沖縄県工業技術センター

• ヘリウムリサイクルの取り組み
  
  (環境・資源班、技術情報誌85号、2022年11月)

ガスレビュー誌

• ガスレビュー社の取材を受け、No.991号(2022年09月01日)に
  現場ルポ「沖縄県で進行する液体ヘリウムのリサイクル」が掲載されました。
  (web転載許可いただきました)
  記事pdf
• 沖縄県工業技術センターの依頼で製品化されたスカイピアの可搬式ガスバッグ
  がNo.987号(2022年07月01日)に掲載されています。

学長記者懇談会

• (2022年) 令和4年6月期：琉球大学と沖縄県内機関の連携によるヘリウムリサイクルの取り組み
  配布資料
• (2019年) 令和元年12月期：「ヘリウム危機」に臨んでの緊急声明について
  配布資料

OoPNet おきなわオープンファシリティネットワーク

• TECHゼミ：沖縄のヘリウム再利用ネットワークを目指して (2022年2月22日)
  
• 施設見学会：NMR装置からのガス回収と極低温施設の液化装置によるリサイクル (2019年11月28日)

ヘリウム危機の緊急声明

• 日本物理学会が中心となり「ヘリウムリサイクル社会を目指して」が発表されました。(2019.12.20)
  琉球大学もこの共同緊急声明に加わっています。